立川管弦楽団
1978年創立。都立立川高等学校室内楽部OBと国際基督教大学室内楽同好会メンバーを中心 に「立川室内管弦楽団」として創立。その後編成の拡大とレパートリーの大型化に対応し「立川管弦楽団」と改称。
年2回の定期演奏会に活動の基盤を置く。
定期演奏会の傍ら、2000年7月「秋川流域合唱祭」にて ビゼー、ヴェルディなどオペラ抜粋の伴奏、同年12月にはベートーヴェンの交響曲第九番を多摩市民「第九」を歌う会と共に立川・多摩の両市で演奏。2007年、2014年にも共演を果たす。
2004年7月に立川国際クラシックコンサート合唱団と共にドヴォルザーク作曲「スターバト マーテル」を演奏。2006年7月には同合唱団とヴェルディ作曲「レクイエム」を演奏。
また立川市民オペラ公演の管弦楽として1995年12月、第2回立川市民オペラにて プッチーニ作曲歌劇「ラ・ボエーム」、2003年3月立川市地域文化振興財団主催の「合唱から学ぶ市民オペラ学校」にて管弦楽を担当、翌2004年3月には同オペラ学校修了公演として行われたビゼー作曲歌劇「カルメン」の管弦楽を担当した。2007年歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」/歌劇「道化師」、2010年歌劇「アイーダ」、2012年歌劇「トゥーランドット」、2017年歌劇「カルメン」の管弦楽を担当。
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古谷誠一公式ウェブサイト
音楽監督 常任指揮者
古谷 誠一
東京大学文学部卒業。在学中から桐朋学園オーケストラ研究生(指揮専攻)として、指揮を秋山和慶、堤俊作、尾高忠明、作曲・ピアノを故矢代秋雄、故三善晃、末吉保雄の各氏に師事。二期会中四国支部のモーツァルト「魔笛」公演を指揮して指揮活動を始める。
以後、長門美保歌劇団「チャルダッシュの女王」、日本バレエ協会「バヤデルカ」「シェヘラザード」、日生劇場での東宝ミュージカル「マイ・フェアレディ」など活動の場を広げる。「ドン・ジョバンニ」「ボエーム」「椿姫」などオペラから「サウンド・オブ・ミュージック」「アニーよ、銃をとれ」などミュージカル、「カルミナ・ブラーナ」、ブリテン「戦争レクイエム」、ヤナーチェク「グラゴール・ミサ」、ヴェルディ、ベルリオーズ「レクイエム」など大掛かりな舞台作品まで、手がけた作品はあらゆるジャンルにわたる。
また7年間にわたって日本オペレッタ協会の定期公演を手がけ、「ルクセンブルク伯爵」「マリッツァ伯爵夫人」「白馬亭」「微笑みの国」など日本で公演が少ない作品を指揮し高い評価を得る。
東京フィル、東京シティフィル、新日フィル、九州交響楽団、関西フィル、N響団友オケ、名古屋フィルなど数多くのオーケストラを指揮。1997年カーネギーホールにてオペラ「日本の夜明け」(演奏会形式)をセント・ルークスオーケストラ・ニューヨークと共演、絶賛される。2003年には韓国初のオペラハウスにおいてオープニングフェスティバル「マダム・バタフライ」を指揮して大成功を収める。
2005~06年、ボローニャ歌劇場にて研修。2008年4月馬山市立交響楽団、5月ブダペストでショルティ記念オーケストラを指揮。また落語家春風亭小朝と組んだ音楽会も好評を博す。
名古屋芸術大学名誉教授、セントラル愛知交響楽団正指揮者。